激しく腐食した船体 107年経たタイタニック無残
海底4000メートルに沈んだ豪華客船。現在の姿をカメラが捉えた。
海の底深くに沈む残骸はイギリスの豪華客船「タイタニック号」。調査チームが14年ぶりに現在の姿を捉えた。
沈没から107年経ち、海水によるさびやバクテリアで船体の腐食が進んでいることが調査で明らかとなった。
調査チームが撮影した残骸の画像などは今後、船体の腐食や崩壊がどのように進むか研究者が予測するためにも使われるという。
タイタニック号は1912年にカナダ東部の北大西洋で氷山にぶつかって沈没し、1500人以上が犠牲に。
探査会社「カラダン・オーシャニック」などによると、船員部屋があった右舷側が崩れ始めているのが確認され、デッキや豪華船室があった部分も劣化が進んでいた。タイタニックに詳しい歴史家は「ショックだ」と語った。と。
107年経たタイタニックは事実を刻み続けている。
映画も見たから感情入るけど
1500人もの今を生きる尊い命が深い冷たい海にかと思うと、可哀そうに、無念にと思う。
楽しみの航海だったはずなのに。
誰も不幸の未来は予測できずに、安心を買って乗った。
でも、今この深い海の中でたたずむタイタニックを見ると
あれは惨い事故の事実。
もう、誰もこんな悲惨な運命は遭わないでほしいと思う。
今も年月は刻々と過ぎていく。
どこへ向かうのか
人間がいる生きるという時代は。