10月最後の日は寒い。
どんどん季節は寒い方へ移行中。
夕刻の暮れも一段とつるべ落とし。
電灯の光をみてみなわが家へ急ぐのかと。
パチンコで借金300万円…生活保護で3畳一間暮らしの29歳は自立できるのか
貧困に抗う若者たちの「再出発」に密着。家や職を求めて、貧困から抜け出そうとしている若者たちを、どのようなハードルが待ち受けているのか。再起を願う彼らに同行し、その姿を追った。
「パチンコで300万円の借金をつくってしまい、自己破産しました。
派遣バイトはしていたのですが、返済などでほぼ無一文。
無料で泊まれる生活困窮者の自立支援施設に3か月滞在し、そこからはこの3畳一間の簡易宿泊所で暮らしながら生活保護を受けています。
今は週6でギャンブル依存症を治すクリニックに通う毎日。
月額13万円ほどの保護費からは宿泊代金が差し引かれ、残った額が生活費となる。
ただし、ギャンブル依存症の河合さんは、その受給費を自由に使えない。
「使い込み防止のため、一日1000円分の生活費を週払いで支給されています。ですが、クリニックに通い始めて2日目にパチンコに行ってしまい……。
入店してから30分で全財産を失いました」
そこから数日はクリニックで支給される1日1食でしのぐ生活に。
あまりの空腹で、「部屋から徒歩1時間ほどにあるスーパーまでカップ麺が当たるくじを引きに行ったこともあった」という。
周りの住人からはいぶかしむ目で見られ、部屋にはゴキブリが大量発生している。それでも「最近はこの生活に慣れてきた」と話す。
時折、酔っぱらった住人の奇声が聞こえる簡易宿泊所の一角で、今日も彼は自立までの日々をブログに上げ続けている。と。
まあ甘ったれた青年とも言われようがギャンブル依存症は本当に怖いとも思う。
脳の病気、刺激を求めその為には今の見合った生活をも崩す。
覚醒剤とか薬物使用者もよく言うね、どんなに断薬していても目の前にあれば直ぐに使うと。
脳のシナプスがその刺激を忘れられないと。
まあ個人の責任とも言われる社会だけど、巷には駅前から学校の近くまでどこにでもあるパチンコ屋。
TVのCMでも朝から流れる煽りまくるギャンブル映像と音。
タレントまで使い誘惑ばかりの実像と虚像の社会ではますます依存症が増えるだろうね。個人責任扱いで。
おかしいことはみな承知でこの国は税収ばかりの頭で個人の不幸せなど関与しないのだから。
ホントに街中にごきぶりホイホイでも置いてあるようだこの国は。
この青年も汗水たらして働かなければ逃げてばかりでは自身の息道も迷い道に閉ざされるのかと。
人は何よりまずは汗水たらさなければ。
そこからかと。人の息道は。